御船町は恐竜の化石が出土して、恐竜館を中心に一気に町づくりが進んだ。今は魅力的な雰囲気に多くの観光レジャー客が集まり「住むのにちょうどよい町」として移住者も増えているという。その町の山手、茶屋元地区は阿蘇へ向かう街道があり、幕末に吉田松陰らと活躍し、池田屋で新選組に襲われて死亡した宮部鼎蔵の出生地でもある。
昭和レトロな雰囲気とメニュー
そこに昭和レトロな、いい雰囲気の「珈琲茶屋金時」がある。昭和時代の懐かしいレアなバイクグッズや衣服や写真が心を和ませる。
メニューを見るとスパゲティたっぷりのナポリタンと分厚いパンのピザが目に飛び込んだ。食べると懐かしさが増してくる。
手作りドーナツも人気
ケースの中には、オリジナルのいちごホワイトチョコ、クリームチーズレーズン、ナッツチョコ、塩あんこなどの、ここだけオリジナルのドーナッツが並んでいる。売り切れるのが早い人気物だ。
地域に愛される和みの場
忙しく動きながらも、来客に気軽に応対してくれるマスター夫妻のもてなしが心地よい。都会で働いていたが、生まれ故郷でカフェをしたいと始め、近所の人たちにも愛される存在になっている。
通りに面したカウンターで、大手珈琲メーカーに勤務していたマスターの珈琲を飲みながら、心が洗われるような時間を過ごした。文字通り「金時」「ゴールデンタイム」だ。