江戸時代後期に酒造所を創業し、麹づくりの技術が今でも続けられている味噌醤油屋さんがあります。しかも伝統の上に、創造的な発想と感性でおしゃれな「おやすみ処」ともいうべき店です。菊池・山鹿方面にいった折は必ず立ち寄るのが楽しみです。

米を「王様」とするならば味噌汁は「女王」。そこで日本で最も有名な女王の名をとって「卑弥呼」と名付けられました。
昔ながらの蔵をそのままに活かして、暖簾や行灯が白壁とマッチして美しいです。暖簾をくぐると店内にはここで作られる味噌・醤油・麹・菓子などがきれいに並んでいます。
2階はオーナーが集めに集めた骨董品で囲まれたおやすみ処。味噌をテーマにしたメニューの選択に迷うほどどれも魅力的。

日本の発酵文化を楽しむ場「古民具・生活雑貨 蔵」 | 卑弥呼醤院
当食事処自慢の味噌汁とセットで、おにぎり・ぜんざい・味噌アイスなどが選べます。

茶房「さくらさくら」は古民具・生活雑貨「蔵」に併設されている食事処。歴史を感じさせる数々の骨董品に囲まれた空間で、様々な料理を楽しむことが出来ます | 卑弥呼醤院
今日はおにぎりとぜんざいセットにしました。おにぎりも掛け干しの七城米というこだわりよう。長年培われた麹による味噌汁の美味しさ・風味はやみつきになります。
甘露醤油も熱烈なファンなので、帰りに買い求め、また来ようと思いました。山鹿地域に出向いた時はぜひおすすめのおやすみ処です。(記事・柴田)
卑弥呼 醤院 ひみこ しょういん
住所 熊本県山鹿市鹿本町来民1586
TEL 0968-46-2123
営業時間 8:30~17:30
定休日 日曜日
公式HP https://www.misosyouyu.com/